年齢の壁

群馬大学医学部の合否判定訴訟。訴えたのは受験当時55歳の男性。学科試験では全合格者の平均点を上回っていたのですが不合格になりました。大学側は「年齢で決めたのではなく総合的に合否を決めた」と主張しています。地裁は被告の大学側を支持。
ま、大学の合否判定は大学側にその裁量を認めるべきだと思います。最高裁の判例もあるしね。ただ、学びに年齢はないという私の感覚からいくと少しひっかかるものがあります。
こういうのは「再チャレンジ可能な社会」と言えるのかなあ。私ももうロートルといわれるような年齢にさしかかっているので、ちょっと気になりました。でも、実際記憶力とか落ちてきてるし、何より全ての基礎になる体力が下がってきているのは否めない事実なのよね。