日本のエクスカリバー

今治の朝倉下経田遺跡で垂直に立てられた青銅剣が発掘される。
まあ、考古学では用途のわからないものは「祭祀につかったことにされる」という伝統があるので、そう扱われるのだろうが、弥生時代からこういったものがあるのは、ある種感慨深い。洋の東西を問わず、同じような伝説伝承が多いのは人間が地域によってほとんど変わらないからであろう。
東洋と西洋とか、欧米とそれ以外とか分け方はいろいろできるんだろうけど基本的にあまり変わらないはずという共通基盤があるともう少し国際紛争も減る気がするのだが、まあ致しかたない。